感慨深い息子の話
本日息子から感慨深い話を聞いた
「お母さん、今日先生の行動が理解できなかった」
「どうしたの?」
「友達が授業中に、後ろの席の子に話しかけてたんだ。そしたら先生が話しかけた友達だけに怒ったんだ。後ろの子がその子に注意したり止めようとしたならわかるけど、一緒に話してたから同罪になるのに、話しかけた子だけに怒ったんだ。」
「そうだねぇ。それはちょっとおかしいね。一緒になって話してたなら両方悪いね」
「しかも、先生は皆んなを仲間にしようとしてたんだ。」
「どういう事?」
「「この子が悪いよねぇ!ねぇ、皆んなもそう思うよねぇ!」って言って、皆んなを仲間にしようとしてた。」
「それはダメだわ。1人の子を大勢で攻めたら可哀想でしょ。それは良くないわ。1人に大勢でかかったらイジメと同じだからね。」
「〇〇もそう思う。だから先生のしてる事がおかしいと思った。それに〇〇も一度同じ事されたからね。」
なるほど。よくわかった。
要するに正義を振りかざしてしまってるという事だ。
それをやってしまったら、最早悪でしかない。
なぜならそれがイジメの発端となる可能性も考えられるからだ。
先生がそれをやっているという事は、正義であれば「大勢でやっつけても良い」になってしまう。
大丈夫か?このクラス?
息子の判断は平和的な考えだ。2次被害を生まないし、拡大もさせない。
こういう担任が受け持つクラスの場合、生徒個々の正しい判断が必要となってくる。
もうすぐ新学期。四年生だ。
同じメンバーで同じ先生。
果たしてどのくらいの生徒が眼には見えない大切な部分に気付けるのだろうか。